注文住宅は間取りが重要!決め方のコツや注意点をご紹介!
間取りを自分の好みやライフスタイルに合わせて選べるのが魅力の注文住宅。その一方で、その自由度の高さからどのような間取りにすべきか、悩んでしまうこともあるでしょう。そこで本記事では、注文住宅における間取りの決め方のコツや注意点について紹介します。本記事を参考に、後悔のないように賢く間取りを決めていきましょう。
注文住宅で間取りが重要な理由
注文住宅で間取りが重要なのは、間取りによってその後の生活や家族とのコミュニケーションのしやすさが大きく左右されてしまうためです。すべて間取りを自分で決められるということは、同時に自分のライフスタイルに合わせて最適な間取りを考えなければならない、ということでもあります。
住んでみて後悔してから間取りを変えることは難しく取り返しがつかないため、注文住宅で間取りを決める際には事前にコツを学んでおくとよいでしょう。
注文住宅の間取りを決めるコツと注意点
では、実際に間取りを決めるコツと注意点について見ていきましょう。ここでは代表的なものを例として挙げますが、実際に考えるべきことは実に個人によって大きく異なるので注意してください。
家具・家電をどこに置くかイメージする
間取りを決める際、家具・家電を置く場所をあらかじめイメージしながら進めるとよいでしょう。ただ漠然と間取りを決めてしまうと、家具・家電を配置するときになってテレビを置くスペースがないことや、家具が邪魔でドアが開け閉めしづらくなるなど数々の不便に見舞われてしまいます。
また、家具の配置場所を考えるのと合わせて、コンセントの場所も決めておくとよいでしょう。コンセントも、場所を考えておかないと延長コードを使わないといけなかったり、家電を使う場所が制限されてしまったりするなどの不便を招くことがあります。
家事のしやすさを考える
家具・家電の配置場所と一緒に、家事のしやすさも考えて間取りを決めるのがコツです。たとえば洗濯のことを考えて洗濯機からベランダまでを近くしたり、自炊に備えてキッチンの収納を充実させたりするなど、小さな考慮の積み重ねがこの先の快適な暮らしをつくります。
自分が家事をするにあたり、どこにどのくらいの収納スペースがあれば充分なのかも考えておきましょう。買い置きした洗剤が入りきらず収納の外に飛び出してしまったり、押し入れに入らない布団が掃除の邪魔になっていたりと、収納スペースを確保しておかないと後になって苦労するかもしれません。
注文住宅の間取りの成功例
それでは、注文住宅での間取りの成功例をいくつか見てみましょう。ご自身のライフスタイルや人生設計をもとに、どんな間取りにするとよいのか、そのイメージを膨らませましょう。
リビングに階段を設ける
階段は廊下に設置されることも多いですが、リビングに設置することで家族がほかの階に行くことを確認しやすくなるメリットがあります。これにより、なかなか家族と一緒に過ごす時間がない場合も、コミュニケーションをとるきっかけが生まれやすくなります。
対面キッチンを設ける
キッチンを対面キッチンにすることでも、さらに家族とコミュニケーションがとりやすくなるといえるでしょう。キッチンで料理をしていてもリビングにいる家族の姿が見えるので、とくに子育て中の家庭にもおすすめの間取りになります。
また、来客があってなにか飲み物や料理を用意する際にも、客人に背を向けることなく会話がしやすいというメリットもあります。
玄関にウォークインクローゼットをつける
玄関にウォークインクローゼットをつけることで、大型荷物の出し入れがしやすくなるというメリットもあります。アウトドア用品やゴルフ用品などは屋外で使うこともあり、あまり室内に置いておきたくない場合もあるでしょう。その際も玄関に収納があることで、室内を汚すことなくスムーズに荷物を出し入れできます。
また玄関にウォークインクロ―セットがあると、お子さんのいる家庭ではベビーカーをしまっておくのにも役立ちます。
注文住宅の間取りの失敗例
間取りによる失敗例も念のため学んでおきましょう。間取りによってコンセントの位置が不便になること・導線が悪いと家事がしにくいことは、間取りのコツの箇所で先述したので、ここではそれ以外の失敗例を取り上げたいと思います。
においが広がってしまった
開放的で風通しのよい間取りにした結果、料理などのにおいが家全体に広がってしまうというケースも見られます。解放感を大事にするなら、同時に換気設計の注意も怠らないようにしましょう。
細かな音が気になってしまう
たとえば2階の生活音が下のリビングに響いたり、リビングと寝室が近いために寝るときにテレビの音が気になったりと、間取りによって細かな音が気になってしまうこともあるでしょう。一緒に住む家族の生活リズムも考慮して、間取りを設計することをおすすめします。
まとめ
本記事では注文住宅における間取りの決め方のコツを中心に解説しました。新生活を想像して間取りを考えるのは楽しいですが、実際に住んでみてどう感じるかまで予測することが重要です。仕事の都合や子どもの成長によって、家族のライフスタイルが変わる可能性も考慮するとよりよいでしょう。本記事での間取りの決め方のコツをしっかりと押さえ、成功例・失敗例を活かして後悔のない住宅づくりを進めていきましょう。